商品先物取引channel

商品先物取引 って何?

商品先物取引とは、将来の一定期日に一定の商品を売り又は買うことを約束して、その価格を現時点で決める取引、つまり「将来の価格を決める取引」といえます。

貴金属・石油製品・農産物・畜産物・砂糖・繊維などの商品価格を予測し、値上がりや値下がりによる差益を期待する取引です。

商品先物取引の役割としては、
■不特定多数の売り手と買い手による取引のため「公正な価格が形成すること」
■値動きの激しい商品を扱うメーカーや商社などの事業者が「価格変動のリスクをヘッジ(回避)できること」 
■商品先物市場で形成される価格の動向を予測して「資産運用の場を提供すること」
があります。

商品先物取引の特徴

少額の資金で大きな取引ができる [レバレッジ取引]
商品先物取引で必要な資金は、「証拠金」(商品価格の概ね5〜10%)という担保金であり、少額の資金で取引ができることが魅力といえます。この、「証拠金」を預託することによって大きな取引(商品価格の総額は10〜20倍もの額となります)ができます。
わずかな値動きでも大きな損益を生むレバレッジ(テコの原理)による取引です。

商品の受渡しを行わなくてもよい [差金決済方式]
商品先物取引は、約束の期日を待って受渡しを行なうこともでき、また約束の期日以前ならば、いつでもその時点の価格で初めの取引と反対の売買を行うことによって相殺し、その差額を決済して取引を終了することができます。これを差金決済といいます。そのため、商品先物取引は、「買い」だけではなく、「売り」からも取引ができることが特徴です。

商品先物取引を行うには

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取引証拠金の預託
商品ごとに「取引単位」が決められており、証拠金預託必要額は「取引単位あたりいくら」と決められています。

取引の開始
取引が成立した契約のうち、未決済の契約を「建玉(たちぎょく)」と呼びます。
「買付け」による建玉を「買建玉」、「売付け」による建玉を「売建玉」と呼びます。
「買建玉」は、買付けた約定値段より値上りすれば利益になり、逆に値下りすれば損失になります。
「売建玉」は、売付けた約定値段より値下りすれば利益になり、逆に値上りすれば損失になります。

取引の終了
建玉は、通常、取引の期限までに差金決済をして取引を終了し、これを「仕切り(しきり)」と呼びます。
「買建玉」は「売付け(転売)」、「売建玉」は「買付け(買戻し)」を行い建玉を「仕切り」ます。

先物取引のメリット

少額の資金で多額の取引
証拠金にレバレッジ(てこ)を利かせることができ、総取引金額の数%の金額で売買が行え、少額の資金(委託証拠金)で多額の取引ができるのが商品取引の特徴の一つです。

値上がり時だけでなく値下がり時もチャンス
先物の信用取引と同様に、値上がりすると思えば買い、値下がりすると思えば売りからスタートして利益を得ることが可能です。また株式の信用取引における空売りでは、借りた株に金利が掛かりますが、商品取引ではそういったものが掛かりません。

有価証券の充用
委託証拠金は現金だけでなく、商品取引所が指定する株券、公社債、信託、上場商品の倉荷証券などの有価証券が、おおむね70〜80%の評価額で活用することができます。しかも名義はそのままで、利札、配当はもとより、値上がりした場合の売却も可能です。

先物取引のデメリット

元本が保証されていない
相場取引である以上株取引と同様で、投資資金の元本の保証はありません。しかも、商品先物取引では、相場の動きが予想と反対の動きをすると、投資資金がゼロになるだけではなく、追証制度により追加資金が必要になります。

ハイリスクな取引
少額の証拠金で多額の取引ができますが、価格の上下が大きいため、予想通りの方向へ値動きすれば大きく利益を得られる反面、予想に反した値動きをした場合、大きな損失になる場合もあります。

追証の発生がある
委託本証拠金が相場の変動により、50%の損勘定になってしまった場合には委託追加証拠金(追証<おいしょう>)が発生します。新たに証拠金を追加するか、ロスカットをしてポジションを清算するしかありません。

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